マッスルアップができない
クライミングジムがのきなみ営業自粛してしまってからしばらくたつ。その間に筋力だけでも落とさないようにと公園の鉄棒でトレーニングをしているのだが、クライミングとは違う身体の動きを要求される。
最初はなかなかできなかったうんていだが、最近はラクラクとこなせるようになった。これは筋力が発達したのではなく、効率的な身体の動かし方を学んだのだろう。垂直な鉄の棒を腕だけで登ることもできるようになったし、落差50cmぐらいの棒から棒に飛び移ることもできるようになった。
クライマーからすると、鉄棒はガバすぎて指に対する負荷が足りなすぎるので、ロックリングスを買ってみた。ふしぎなことに単に鉄棒で懸垂するより指3本を第一関節だけかけるロックリングスのほうが懸垂がやりやすい気がする。クライミングはするが鉄棒での懸垂はほとんどしてこなかったことが影響しているのだろう。またローリーバーも買った。クライミングジムでたまに触るのとちがって、自分で所有して本格的に30分ほど取り組むと、だいぶ手首に負担がかかることが分かった。ローリーバーはそれほど長時間するものではない。
現在の目標は鉄棒でマッスルアップができるようになることだ。マッスルアップをするための筋力はすでに十分に備わっているはずなのだが、マッスルアップができない。マッスルアップのうち、プルアップはできるが、そこから身体を持ち上げることができない。なので最近はディップスのトレーニングをしている。クライミングジムが再開したらマントル返しやプッシュに向上につながることを期待している。
ところで、電車に乗ることを避けるためにエアタイヤのキックスクーターを新しく購入した。FrenzyのFR230で、前輪が230mm、後輪が205mm。両方共エアタイヤだ。届いた当初、常にブレーキがかかったような感覚を覚えると思ったら、後輪のタイヤがフレームに干渉していた。初期不良を訴えて交換してもらったのだが、交換してから20日で今度は後輪がパンクした。どうもこの製品、製造上の欠陥がある気がしてならない。タイヤというのは荷重するとわずかにたわんで幅が広がる。Frenzyの後輪のフレーム部分の幅が狭すぎ、たわんだ際に干渉する問題があるのではないかと思っている。
とりあえず古いキックスクーターから205mmのソリッドタイヤを移植したが、一度だけ自転車屋にタイヤをパンク修理で持ち込んで見ようと思う。しかし、新品が20日でパンクした以上、あまり期待はしていないのだが。