TempleOSの作者Terry Davisが列車に引かれて死んだ
Man killed by train had tech following | The Dalles Chronicle
Man killed by train had tech following By Neita Cecil As of Friday, Septem - Pastebin.com
両親と喧嘩をして勘当され路上生活をしていたTerry Davis(Terrance Davis)が8月11日に列車に引かれて死んだことが確認された。享年48歳。
Terry DavisはTempleOSの作者だ。
読者の多くはTempleOSを知らないだろう。TempleOSとはx86-64 Ring-0上で動作するOSだ。プロセス分離はなく、メモリ保護もなく、そもそも仮想メモリではなく物理メモリアドレスを直接使うOSだ。コンセプトは古き良きCommodore 64の現代版だ。あの頃のPCはメモリアドレスは直接メモリアドレスであって、仮想メモリによってどこか不定の物理メモリアドレスにマッピングされたりなどしなかった。
TempleOSはキリスト教の影響を受けておりキリスト教の聖書やキリスト教に由来するゲームが多数入っている。
TempleOSはHolyCで書かれている。HolyCはC言語に似た文法を持っている。TempleOSのシェルはHolyCのJITコンパイラーになっていて、シェルに書き込むと、HolyCがJITコンパイルされ実行されるようになっている。
作者は統合失調症を患ったOS開発者で、大抵のインターネット上のフォーラムからは出禁の扱いを受けていた。なぜならば、Terry Davisの発言には必ず人種差別と罵詈雑言が含まれていたからだ。彼にとってほとんどの人間は「ニガーでCIAのスパイ」だと認識されていた。
Terry Davisは統合失調症の症状が強く現れてからは職を辞め、両親と同居して、キリスト教の神の神殿をコンピューター上に再現するTempleOSを開発していた。
何年もそういう状況であったが、2017年に両親とだいぶひどいいさかいを起こし、ホームレスになっていた。
ホームレスになった後も定期的に動画が上がったりなどして生存が確認できていたが、ここ最近、死亡説が噂されていた。それが確認されたことになる。
悲しい