本の虫

著者:江添亮
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江添亮の詳説C++17出版記念勉強会を3月14日に開催

3月9日に発売される江添亮の詳説C++17の出版を記念して、3月14日に勉強会を行うことにした。

本の内容としては、2017年に発行された新しいC++17の新機能を余すところなく解説している。

本はGPLv3でライセンスされた自由な本であり、GitHubでソースコードが公開されている。

https://github.com/EzoeRyou/cpp17book

出版を記念した勉強会を3月14日に開催する。勉強会の詳細と参加登録は以下のconnpassのページにて確認できる。

https://connpass.com/event/80830/

当日は本を現地で販売できる見込みだが、数に限りがあるので確実に入手するためには、今から書店や通販Webサイトで予約注文をするとよいだろう。

最近、発表会と言うよりは、C++に興味がある人間が雑談をする場の方が有意義ではないかと思い、発表枠としてはLT枠のみを設けた。

本は購入するだけでは意味がなく、読まなければならない。今後、著者自ら読書会を開催しようと思っている。この本の所有者達が、広い部屋に、一斉に集まり、わざわざ読書会に参加したのだから、これはもう本を読むしかない。そのような状況をお膳立てするべきだろう。

さて、今年は入門書を書かなければならない。入門書の執筆は最も難しい。難しい機能を難しく解説するのは簡単だ。すべてを網羅的に記述すればいいだけだからだ。入門書は多くの詳細を大胆に省略、簡略化しなければならない。その結果、すべての入門書の内容は本質的に間違ったものになる。それでもなお間違いの少ない簡略化のルールを見いだせた入門書が良書となる。つらい仕事だ。

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CC BY-ND 4.0: Creative Commons — Attribution-NoDerivatives 4.0 International — CC BY-ND 4.0