本の虫

著者:江添亮
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ボルダリングを初めて2年がたった

ボルダリングを初めて2年がたった。最初は7級すら苦労していたのだが、今は全く苦労せずに登れるようになった。現在のグレードは4級で、1ヶ月以上取り組み続けて簡単な3級が落とせる程度だ。

ボルダリングを初めてから体重が増えた。これは筋肉が増えたこともあるが、脂肪も明らかに増えている。運動により食事量が増えたためだろうか。ボルダリングを始める前は60kgであった体重が、いまは73kgほどになっている。体が重いと登りにくい。減量のため、食事量を意識的に減らし、通勤を電車から徒歩に切り替え、自宅から会社までの5kmほど歩くようにしている。5km歩くと50分ほどかかる。しかし電車で行くにしても自宅は駅から遠く、かつ乗り換えが発生するので結局40分かかる。通勤時間が10分しか変わらないのであれば、歩いてもよいということになる。一週間ほど徒歩通勤を続けたところ、体がなれたので特に疲れることはなくなった。一ヶ月ほど続けているが、痩せない。

ボルダリングでは特別な靴を使う。しかし未だに納得のいく製品に出合っていない。これまでは主にスポルティバの靴を履いてきたが、スポルティバの靴は3ヶ月ぐらいで潰れてしまう。スポルティバの中では、Geniusが一番気に入った製品だった。Geniusは9ヶ月履くことができた。今はFive TenのQuantumを履いている。この靴はFive Tenには珍しく、幅広の足でも履くことができる。3ヶ月ほど使ったが、つま先のソールが大分削れてきた。あと3ヶ月は持たないだろうと思う。Five TenのQuantumは相当に気に入ったので、次の靴もこれにするかもしれない。

ところで、クライミングジムでは、たまに白髪交じりの齢六十はとうに越していようと思われる翁が極めて動的な動きをしてグレードの高い課題を登っている。それをみて、なるほど、ボルダリングというのは歳をとっても問題なくできるスポーツなのだなと老後も頼もしく考えていると、ある人から、「果たしてそうだろうか。あの歳でなおあれだけ動ける強者のみ生き残っているだけではないだろうか」と生存者バイアスの可能性を指摘された。確かにそうだ。