LenovoのWindows 10 Signature EditionがSATAがRAIDモードに固定されているのはIntelのせい
本の虫: LenovoのWindows 10 Signature Edition PCにLinuxのインストールを妨害する機能が発覚
前回、LenovoのコンピューターのSATAがRAIDモードに固定されているため、Windows以外のOSをインストールすることができないと書いたが、この真の原因はIntelだそうだ。
mjg59 | Microsoft aren't forcing Lenovo to block free operating systems
IntelのSkylake世代のCPUの省電力機能を完全に使うためには、SATAも省電力機能に対応していなければならない。SATAを省電力機能に対応させる方法を、Intelは現在、公開していない。IntelのAHCIドライバーはSATAの省電力機能に対応しているが、MicrosoftのAHCIドライバーは対応していない。そこで、IntelのAHCIドライバーを確実に使わせるために、MicrosoftのAHCIドライバーが対応していないRAIDモードを有効にしているのだという。
RAIDモードに固定する嫌がらせのような仕様にしている理由は、通常のユーザーがうっかり変えないようにするためなのだろう。
この件における真の悪役はIntelであり、IntelにSATA省電力機能のための情報公開を迫るべきであるそうだ。