本の虫

著者:江添亮
ブログ: http://cpplover.blogspot.jp/
メール: boostcpp@gmail.com
Twitter: https://twitter.com/EzoeRyou
GitHub: https://github.com/EzoeRyou

アマゾンの江添のほしい物リストを著者に送るとブログ記事のネタになる

筆者にブログのネタになる品物を直接送りたい場合、住所をメールで質問してください。

人の顔が認識できない

どうも、私は人の顔を認識する能力が劣っているのではないかと、最近考えるようになった。

妖怪ハウスに何度か遊びに来ている客に、つい、「どちら様でしたっけ」と訪ねてしまうことがよくある。そのたびに、「もう何度も会いましたよ」とか、「何度も同じことを聞かれていますよ」などと言われるのだが、やはり思い出すことができない。

極めつけは、妖怪ハウスに住んでいた元住人ですら、顔を忘れていたことだ。なるほど、言われてみれば確かに、住んでいた当時はそのような顔をしていた気もする。しかし確証が持てない。名前は忘れていないし、その人物の言動も覚えている。話してみると、なるほど、確かにそのような声でそのような口調であったので、本人なのであろうが、やはり問題の顔面がそのようなものであったかどうか断定できない。

どうも私は、個人を識別するのに、服、髪型、体型などの情報を使っているのではないかと思われる。

思えば、同じような体型と髪型の人間が似たような服を着ていた場合、間違えてしまうことがよくあるのだ。

関係しているかどうかわからないが、私は人の顔面がイケメンや美人であるかどうかをうまく評価することができない。よく人が、「誰々はイケメンである、美人である」などと評しているのを聞いても、私にはよくわからないのだ。

これまでの経験から推定するに、世の中のイケメン、美人と他人が評価している人間に共通する項目というものは、頬骨が張り出るほど頬が痩せこけていて、髪が頬を隠すほど長いものを言うものだと思われる。しかし、これは思えば顔の外側の特徴だ。目鼻や口の特徴ではない。

はてさて、困ったことだが、どうしようもない。