ゲーム用PCが欲しいが、今は時期が悪い
Borderlands 2がGNU/Linuxに移植された。
[Phoronix] Borderlands 2 Launches On Steam For Linux
そして、もうすぐ発売されるBorderlands Pre Sequelも、GNU/Linuxに対応している。
Pre-purchase Borderlands: The Pre-Sequel on Steam
このニュースを見て、にわかにゲーム熱が沸き上がってきた。Borderlandsは不自由なソフトウェアであるが、Windowsを使わなくても実行できるのであれば、興味深い。しかし、ゲームをするためには、ゲーム用のPCが新たに必要だ。
パーツの価格を調べたり、各ショップのBTOをみてみた結果、私の満足できるスペックには、20万円ほどかかることが判明した。
しかし、ふと考えてみれば、現在のところ遊ぶ予定のゲームは、Borderlands 2とPre Sequelだけだ。どうやらGNU/Linuxでも32bitプロセスであり、あまりに大量のメモリを積んでもディスクキャッシュにしかならない。
それを踏まえて妥協すると、十数万円と言ったところだ。
しかし、いまゲーム用PCを用意するには、やや面倒な事情がある。GPUだ。
いまゲーム用GPUを選ぶのであれば、値段と性能と電力効率から考えて、GeForce GTX 900シリーズが最も良いように思われる。
問題は、GTX900シリーズは先月市場に出たばかりで、nVidiaのバイナリブロブドライバーのバージョン343.22を必要とする。
主要なGNU/Linuxのディストリビューションは、まだこの最新のnVidiaの不自由なドライバーをパッケージ化していない。nVidiaのGNU/Linux用の不自由なバイナリブロブドライバーの手動インストールは、あまり自力でやりたい種類の作業ではない。あるいは、xorg-edgersのようなPPAを使うという手もあるが。
というわけで、しばらくはカンタベリー物語でも読むことにする。
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この記事はドワンゴ社内で書いた。
なぜこんなことを書いているかというと、次のC++標準の論文集が出るのは、10月半ばなので、すこし暇なのだ。最近C++14の新機能を解説し続けているのもそのためだ。あるいは、この機会に標準ライブラリの解説でもするべきだろうか。
ドワンゴでは、社内にゲーム専用機が置かれていて、たまに社員が遊んでいる。対戦できる格ゲーが多いようだ。中でも興味深いのは、メガドライブが置いてあることだ。何でも、ぷよぷよのために置いてあるらしい。最高のぷよぷよはメガドライブのものであるという話だが、筆者は真偽を判定できるほどぷよぷよをやり込んではいない。
ドワンゴは本物のC++プログラマーを募集しています。
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