本の虫

著者:江添亮
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肉のハナマサのいい話

そういうわけで、筆者は妖怪ハウスというシェアハウスで料理をしている。今住んでいるシェアハウスでは、住人と来客も合わせて、毎日3-5人ぐらいは食べる人がいる。料理というものは、大量に作ると効率的だ。また、食材も大量に買うと効率的だ。

そういうわけで、最近の食材の買い物は、もっぱら肉のハナマサで行っている。一気に大量に買えるので、効率的なのだ。しかも、うどんとか焼きそばとかソバの生麺の質は、近所の個人スーパーより、肉のハナマサのほうが一玉あたり安いうえ、質も上だ。もやしも2kgの袋で買うと、コストパフォーマンスが非常によい。最初は、もやしを2kgも使いきれるか心配だったが、もやしは色んな所に使いでがある。今住んでいるシェアハウスの住人は、とにかくたくさんたべるので、2kgのもやしであっても、数日もしないうちに使いきれてしまう。

というわけで、効率的な肉の華聖人はいえ、やはり新鮮な食材を常備するには、数日おきに行かなければならない。幸い、職場の近くにも肉のハナマサがあるので、帰りがけに買うこともできる。今住んでいるシェアハウスに近い肉のハナマサは、往復8kmほどかかるのだ。バスもあるそうだが、多少は運動がしたいので、歩いて買い物に出かけている。

さて、今日も肉のハナマサで大量に買い込んだが、うっかりと卵を割ってしまった。完全に筆者の責任で、10個入りの卵パックを3パック、カゴに入れて食材を物色していたところ、うっかりとかごを取り落としてしまったのだ。みると、パックあたり、2,3個の卵が割れてしまっている。やれやれ、失敗してしまった。これは、今日の夜は親子丼にでもするしかあるまいと思いながら、レジに行ったところ、なんと割れてない卵に取り替えてくれるという。完全に筆者の落ち度であると言ったのだが、それでも取り替えてもらった。

というわけで、筆者は割れていない卵パックを持って帰宅した。

肉のハナマサは偉大だ。