アマゾンの欲しい物リストで送られてきたものと、付随した変なもの
先日、アマゾンで江添のほしい物リストを公開した。以前から、アマゾンのウィッシュリストは公開してみたかったのだが、一人暮らしの身では、なにか面白いものが送られてきても、反応に困るという問題があった。今住んでいるシェアハウスならば、大抵のものは処理できる。必要な人間がいるだろうし、あるいはいい笑いの種になる。以前、実際にかの悪名高い天竜川の洗い砂が送られてきたこともあったらしいが、それも土地を持っている住人の庭にまくという方法で、問題なく処分した。
そういうわけで、様々なジャンルからほしい物、面白いが金を出して買う程でもないものをぶち込んだお気に入りリストを公開した。
まず送られてきたのは、 ガベージコレクションのアルゴリズムと実装だ。そして、私はリストに追加していなかったが、注文に付け加える形で送られてきたのが、ECMA-262 Edition 5.1を読むだ。GC本は前から欲しかった本だ。ECMAScriptの規格書の方は、私はJavaScriptの規格ならば、C++ほど読み込んではいないものの、原文を読めるので、翻訳は必要ない。翻訳するということは、翻訳作業に起因する問題が生じるので、なるべくやりたくないことだ。ECMAScript規格翻訳本をどうするかは、今検討中だ。おそらく、誰か人に譲るのがいいのだろうが、しかし、やはり原文を読むべきではないか。
次に送られてきたのは、 T-fal 電気ケトル ジャスティン プラス カカオブラック 1.2L KO340870だ。電気ケトルは、すぐに湯を沸かせる便利な文明の利器で、大変重宝している。まずはお茶をいれるためのお湯を沸かすのに使った。
問題は・・・電気ケトルに付随して送られてきたものだ。
なにやら赤い布切れが入っている。これは・・・ 【日本製】 褌(ふんどし) 赤色無地だ。赤い越中ふんどしが入っていた。さて・・・コレは一体・・・どうするべきか。
筆者は日本人であるが、いまだにふんどしというものをはいたことはない。筆者は服には機能性を求めるので、しめるのにひと手間かかるふんどしを履くことはなかった。しかも、赤いふんどしというのは、日常に使うには不向きだ。そもそも筆者は越中ふんどしのしめ方を知らない。幸い、越中ふんどしは、褌の中でも締めやすい方ではある。これが六尺褌だったら、面倒なことになっていたはずだ。
さて、褌だけしめて洋服というのもおかしい。この機会に、作務衣や和服、足袋、雪駄のたぐいも江添のほしい物リストに追加することにした。
さて、ふんどしだけかと思ったら、まだなにか小さな小箱が入っていた。これは・・・ ISHOKUYA(衣飾屋) ユニーク タイピン タイ止め タイバー 纏 まといだ。
さて、ユニークという言葉の使い方が間違っている。なぜか唐傘のような意匠のタイピンだ。しかし、私はふだんネクタイという現代版の奴隷の鎖で首枷をする習慣はない。奴隷が鎖を自慢することが愚かであるように、私も鎖の自慢はしない。いわんや鎖を固定するにおいてをや。
そして、同封の紙にかかれていたメッセージは、
就職おめでとうございます!ビジネスマンたるもの見えない所の身なりもきっちりしないといけませんね!
なるほど、真のビジネスマンは赤ふんに唐傘ネクタイピンを装備するものなのだな。いやぁ、社会人経験の浅い筆者には、社会人の常識というものが欠けていたものと見える。これからはしっかりと社会人の常識を身に着けねばならない。ただし、聞くところによると、この社会人の常識というものは、実行環境ごとの互換性が一切ないシロモノらしいのだが。
江添のほしい物リストは、まだまだなにか面白いものを追加する予定だ。